リーデルの原点であり、ハンドメイドならではの薄さを誇る<ソムリエ シリーズ>よりもさらなる薄さを追究し、その名の通り驚くほどの軽さを実現しました。
ハンドメイド製品にのみ刻印されている筆記体の「Riedel」ロゴは、もともとは1890年〜1925年に製造されたすべてのリーデル製品に刻印されたマークでした。その後一旦表舞台から姿を消しましたが、1996年に行われたリーデル社240周年記念事業の一環として、ハンドメイド製品の証として復活しました。
アール・ヌーヴォーの影響を受けた美しいレタリングを長く伸びたネック部分に配したこのデカンタは、高度な技術を受け継ぐ熟練の職人たちによって、オーストリアのリーデル本社に隣接する工場で一点一点ハンドメイドで作られています。長いネック部分を通ってワインが入る時、そして再びそのネックを通りグラスへ注がれる時、空気とたくさん触れ合うことでワインの中に眠っていた香りや味わいが開花します。
ワインがどのように口の中に入っていくか。また、舌の上をどのように流れていくかによって味わいの印象が変わります。そのため、リーデルは世界中のワイン生産者たちと共に納得のいくまでワークショップ(テイスティング)を繰り返し、最適なワイングラスの形状を探し当てるというプロセスを経て、グラスの開発を行っています。
リーデルのハンドメイドアイテムは、ひとつのグラスができあがるまでに25人ものオーストリアの職人の手を経て、丹精込めて創られています。こうして仕上がったグラスは極めて繊細で、最高の口当たりを約束してくれます。ワインの声を伝えるためだけに精巧にチューニングされたグラスは、ワインを楽しむ時間を、一層豊かなものにしてくれます。ハンドメイドでしか成し得ない美しいプロポーションと口当たり。最高の仕上がりをお楽しみください。