ヴェネチアンガラスの伝統技法と最新テクノロジーの融合で生まれた色彩豊かなブドウ品種別ワイングラスです。
種類の豊富なカラフルなステムは、自由な発想でテーブルコーディネートをお楽しみいただけます。
ヴェネチアンガラスの伝統技法を用いた<ファット・ア・マーノ シリーズ>のグラスの台座に、日本の伝統工芸である漆で「菊」モチーフの絵柄を描いた芸術性の高いワイングラスです。
※リーデル直営店及び、リーデル公式オンラインショップ 限定発売
※【リボン包装・熨斗掛け不可】 水引付きパッケージを以てラッピングとさせていただきます。ショッピングバッグをご希望の場合、備考欄にご記入ください。
【お手入れ方法・洗浄時のご注意】
・柔らかいスポンジでやさしく手洗いし、柔らかい布などで軽く拭いてください。【保管時のご注意】
・漆は紫外線により変色や劣化が進むため、強い照明や直射日光は避けて保管してください。桜に並び、日本を象徴する花と知られる「菊」。「菊」をモチーフに描かれた菊柄は、不老長寿、無病息災、心身の充実、邪気払いの意味があると言われています。
今回新たに誕生する『KIKU』は、日本が世界に誇る伝統技術、漆塗りをグラスの台座に大胆に施した芸術性の高いワイングラスです。
漆(うるし)の木から採れる樹液を塗って強度を高めた漆器(しっき)は、日本では約1万年ほど前から使われてきたと言われています。漆が英語で”Japan”と呼ばれることからも分かる通り、日本の漆器は独自の進化を遂げ、世界でも高く評価されています。
薄く、滑らかな口当たり
薄く仕上げた口径部は、ワインの流れをコントロールし、滑らかなタッチを楽しめます。
ワインの個性を引き出す形
ブドウ品種毎にデザインされたボウル形状により、ワインの個性を最大限に引き出し、ワインを飲む人に最高の喜びを与えてくれます。
美しくバランスのとれたステム
リーデルのグラスは、ワインを入れてステムを持った際に、最高のバランスを保つように設計されています。気持ちのよいスワリングをお楽しみください。
世界に名だたる日本の伝統技術【漆塗り】
この芸術的な台座を手がけたのは、深い森に囲まれた旧中山道沿いの小さな町、長野県塩尻市木曽平沢にある『丸嘉小坂漆器店』の女性塗師です。
丸嘉小坂漆器店は長野県塩尻市木曽平沢で1945年に創業して以来、常に漆を生業としてきました。漆塗り職人が軒を連ねる町にある小さな工房では漆工・木工に携わる職人が真摯に仕事に向き合い、日々黙々とものづくりを続けています。 木曽漆器産地であるこの土地の自然、澄んだ空気、四季の美しさや厳しさ全てを感じ続けながら、伝統を学び受け継ぎ、驕ることなく新しい挑戦を続けています。
ワインがどのように口の中に入っていくか。また、舌の上をどのように流れていくかによって味わいの印象が変わります。そのため、リーデルは世界中のワイン生産者たちと共に納得のいくまでワークショップ(テイスティング)を繰り返し、最適なワイングラスの形状を探し当てるというプロセスを経て、グラスの開発を行っています。
リーデルのハンドメイドアイテムは、ひとつのグラスができあがるまでに25人ものオーストリアの職人の手を経て、丹精込めて創られています。こうして仕上がったグラスは極めて繊細で、最高の口当たりを約束してくれます。ワインの声を伝えるためだけに精巧にチューニングされたグラスは、ワインを楽しむ時間を、一層豊かなものにしてくれます。ハンドメイドでしか成し得ない美しいプロポーションと口当たり。最高の仕上がりをお楽しみください。