
カベルネ・ソーヴィニヨンから作られた力強い香り、味わいの赤ワインにおすすめの形状。
しっかりとしたタンニンをコントロールし、カシスやブラックペッパーなど豊かなアロマを引き出します。
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ(ボルドー)
フルボディで、渋みの強い赤ワインに最適。ゆるやかなすぼまりの大きなボウルによって、複雑で芳醇な香りを解きほぐします。また、ワインが舌上で横に広がるため、厚みのあるボディを感じつつ、強い渋みをやわらげます。

1973年に世界で初めてブドウ品種別ワイングラスシリーズを発表して以来、創業一族3世代に渡りワインの個性を最大限に引き出す機能的グラスを研究、開発してきたリーデル。 アメリカ・ナパヴァレーの生産者、BVジョージ・デ・ラトゥール(BV Georges de Latour)から80周年を記念した2016年ヴィンテージ用のオリジナルグラスを製作して欲しいという依頼を受け、リーデル家10代目当主ゲオルグ・リーデルが指揮を執り、開発いたしました。 「モダンで機能的なワイングラスとは本来どうあるべきなのか」と考えたゲオルグは、リーデルがこれまで開発してきた口径がすぼまっている卵形のグラスとは一線を画し、底が平らで幅が広いまったく新しい形状を考案しました。それは飛行機の翼を彷彿とさせる形で、ウイングレット(主翼の先端についている小さな翼)までついているものでした。 今回の画期的な新シリーズの機能性についてゲオルグは次のように語っています。 「このグラスの一番の特徴は、横に広がったフラットなボトムです。ワインと空気の接触面を増やすために、このような翼の形になりました。こうすることでワインの蒸発量が増し、アロマをより引き出すことができます。ワインを飲もうとして顔をグラスの方に傾けると自然と鼻が近づきますので、アロマをより強く感じることができますが、それだけではそれぞれのブドウ品種の幾重にも重なった繊細なアロマを十分に感じることは難しいでしょう。 ですからそれぞれのワインの特徴に合わせて、グラスの先をすぼめ、口径を正しく調整しています。今回初となる革新的なフラットなボトムと、リーデルが長年開発し続けてきた従来の卵形のすぼまりが一体化し、これまでにない高機能なグラスが生まれました。」

FINE RIM <ファインリム>
繊細に仕上げられたリム(縁)
レーザーでカットされ、磨かれた飲み口。
口の中に入っていくワインの流れを適切に調整し、繊細な口当たりを楽しめます。

THE CURVE <カーブ>
独特なカーブ
大きく広がったボウル部分とすぼまった口径のバランスをとるために作られた独特なカーブ。
ワインの香りとアロマを最大限に引き出します。

FLAT BOTTOM <フラットボトム>
平らな底
ワインと空気の接触面を最大限に広げるフラットなボトム。
空気と触れ合わせることで、眠っていたアロマを呼び覚まします。

SEAMLESS STEM <シームレスステム>
継ぎ目のないステム
大きな台座とボウルの間に美しく伸びる細いステム(脚)は、継ぎ目がなく、心地よい手触りを楽しめます。

ワインの個性を引き出すために
世界中のワイン生産者と共に行う、
リーデル独自のグラス開発
ワインがどのように口の中に入っていくか。また、舌の上をどのように流れていくかによって味わいの印象が変わります。そのため、リーデルは世界中のワイン生産者たちと共に納得のいくまでワークショップ(テイスティング)を繰り返し、最適なワイングラスの形状を探し当てるというプロセスを経て、グラスの開発を行っています。

世界最高水準の技術をもつ
リーデルのドイツ工場で生産
世界最高峰のテクノロジーを持つドイツ工場で生産されたグラスは、機能的で高品質な上に、価格もリーズナブル。リーデルのマシンメイドが発表された当時、ワイン愛好者や業界関係者に強い衝撃を与え、ワインとグラスには密接な関係があるという事実と共に世界中に普及しました。
世界の傑作ワインを日常的に楽しんでいただくためのグラスとして、リーデルのマシンメイド製品は不動の地位を築いています。

喜びをもたらす器
「リーデルグラス」
リーデル社は、世界中のワインを何度もテイスティングし、それぞれのブドウ品種がもつ個性を正確に伝えるためのグラスをデザインしています。
こうして作られるグラスは、果実の風味を最大限に引き出し、調和のとれたフレーバーを浮かび上がらせ、酸味やタンニンを味わい全体の中に溶け込ませ、ワインを飲む人に最高の喜びを与えてくれます。まさにリーデルグラスは、ワインにとって最良の友といえます。
リーデル社は、世界中のワインを知り尽くし、あらゆるブドウにマッチしたグラスを提供できる世界で唯一のグラスメーカーなのです。